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コラム(雲の柱)

年別アーカイブ: 2020年

2020年12月 情報による洗脳からの脱出

電波ウイルスと名づけたいくらい情報が錯綜する。連日新型コロナウイルスの恐ろしさをこれでもかこれでもかと流される情報に日本中が感染した様相だ。第二波が襲ってきた夏場を過ぎたころから、冷静にコメントする学者の声が流れるように …

2020年11月 勇気を失うとコロナウイルスによって友を失う

財産を失うのは人生の半分を失うことだ、友を失うことはそれ以上の喪失だ、勇気を失うことは人生のすべてを失う、と言うことばに出会った。ウインストン・チャーチルは「金を失うのは小さく、名誉を失うのは大きい。しかし、勇気を失うこ …

2020年10月 聖書と刀

「死に急ぐ捕虜と生きよと諭す監督兵」がペリリュー島での魂の触れ合いの実話が私の魂をゆさぶった。武士道と聖書に的を絞った生き様の融合はふたりの人物の置かれた場所がペリリュー島であらねばならなかったとは、その本の著者の悲痛な …

2020年9月 若さと老人の差

イノシシとマムシが隣人となって十六年。大阪のコンクリートジャングルから伊勢志摩の英虞湾に突き出た半島に移住しての年月は短く感じても肉体的には確実に衰えてきた。六〇代前半は暑さなど気にもせず、林の緑、満天の星空がエアコンで …

2020年8月 この世のものは過ぎ去る

10年以上、ため込んだデータが破損した。春の初めに蒔いた種が芽を出し花が咲き、実り始めた野菜の全部がその夜イノシシに襲われて全滅した。 ▼コロナ禍が世界を襲って、日本の被害が他国に比べて少ないとはいえ、伝染病の恐ろしさは …

2020年7月 「日本のファクターⅩ」

人口100万人あたりの死者数は、日本七人、米国は327人、英国、スペインが580人と続く。ノーベル賞受賞者の山中伸弥京都大教授は死者数が少なかった要因を「ファクターX」と呼ばれた。新型コロナによる死者、米国117万人、英 …

2020年6月 毒麦もそのまま育つのか

世の終わりまで麦と毒麦が共存するとマタイはイエスのことばを記した。ほとんど見分けがつかない両者が最後により分けられる。なので収穫のときまで育てておくことが最善だとする。ゆえに義人も悪人も併存しこの世は聖化すること能わずで …

2020年5月 祈るときは今

国難である。東京、大阪はゴーストタウン。前代未聞。人、モノ、カネが止まった。米、スペイン、イタリヤ、フランス、ドイツなどの感染者数、死亡者数からすれば日本はけた外れに少ない。世界に不思議がられている。日本がウソをついてい …

2020年4月 神罰と祟り

神罰とか祟りという人がいる。新型コロナウイルスが蔓延している。祟(たた)りだとする流言飛語も飛び交う。聖書にも神罰、のろいが降った記事がある。神道も仏教も祟りをいう。人は神を崇(あが)め、ほめたたえるを宗とするために造ら …

2020年2・3月 望みの彼方にあるものを目指せよ

中学生7人の将来展望。自分らしくやりたいことのために全力を出せる人。目的をもってがんばれる人。自分のやりたいことで生きていける大人。物事をいろんな視野から見ることができる人。弱い人を守れる人。人の痛みや気持ちが分かる人。 …

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