毎晩二階の寝室への階段がつらくなってきた。寝室は一階にしようか。「歳のせい」は禁句だと医師に諭され、足腰を鍛えようと思った。冬のある日から毎日四千歩に挑戦した。外なる人は確実に衰える。内なる人が日々新たにされる現実に日々の生きがいはある。「伝道者の書」に胸打たれた23歳から60年以上経った。「あなたの若い日に、創造者を覚えよ。禍の日が来ないうちに、また『何の喜びもない』と言う年月が近づく前に」
▼この言葉を知らなかったらどんな人生を送っていたか寒気がする。確実に身体は衰えている。片足立ちで靴下がはけない。正座から手を使わないで立ち上がれない。寒気がした。約一ヶ月のふらつき後、胡坐からサムライのようにスックと立てないが正座からはスックと立てるようになった。
▼二階の寝室は卒業した。もう一つの卒業が毎朝階段を下りるとき手すりを持たず持つふりに挑戦中。まだ転げ落ちていない。
▼クルーズコントロールの恩恵で、往復四百キロを走破した。家内は助手席、年寄りの冷や水が氷水にならないように
著者紹介
- 聖書と日本フォーラム会長。聖書日本キリスト教会・登茂山の家の教会牧師。三重県志摩市在住。
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