4/28,29 奈良総会研修会の便り

今回の総会研修会参加者はクリスチャン4分の3、ノンクリスチャンは10名以上。葛城市長、エリ・コーヘン氏、大阪、京都、奈良のビジネスマンの皆様が集会中に思わず拍手の場面も。とくにキリスト教の集会に初めて参加した80数歳の老人が私に話しかけてくださったのはいい集会だったといわなければなりません。その方は30年もイエスを救い主ですと教えられ続けていたが、断固拒み続けておられたと聞く。

まず28日夕刻7時から地元山下葛城市長開会あいさつ、次いで元駐日イスラエル大使エリ・コーヘン氏の講演「ユダヤの建国の英雄トルンぺルドール」があった。日露戦争の捕虜となったユダヤ人トルンぺルドールは日本軍人の姿に感銘し、ユダヤ建国の軍人として活躍、時の天皇から失った左腕の義腕をもらったという。

翌日29日の午前9時からの総会は「聖書と日本フォーラム」の活動報告と今後の方針を検討、決議しました。今秋の第21回大会が主なる討議内容だったが、今回の総会と同じ奈良で行い、法隆寺の近くに場所を移そうということに議決。総会後、エリ・コーヘン氏の空手(5段)演武は迫力満点、気迫の人という印象を深く参加者に植えつけるものだった。その後、久保有政氏により「聖徳太子とキリスト教」講演があった。

午後参加者は三つの鳥居が一体となった鳥居と三本足鳥居がある三輪の大神(おおみわ)神社に参じ、靖国神社から来たという鈴木宮司のお話を伺う。伊勢神宮と出雲大社はこの神社から出たとのこと。午後3時のすべての日程である総会・研修会は終了。

解散後11名(久保有政氏、畠田秀生会長、金森氏、葛城市長も交えてビジネスマンたち(聖書と日本フォーラの働きの趣旨に賛同している大阪平野区のノアノアセミナーメンバー)を中心にコーヘン氏と親しく夕食を交えての懇談のときをもった。

翌日30日、市長、コーヘン氏とともに石上(いそのかみ)神宮へ。国宝「七支刀」のレプリカを神主二人が拝殿の高殿まで運ばれて拝見した。(写真)宮司からはユダヤ教のメノラの説もあるとのこと。加えて、これは刀ではなく、祭祀用の神具であると明言。畠田会長が、むしろ芽が出たアロンの杖が口伝によって製造されたものかもとコーヘン氏に後ろから耳打ちするとうなずかれ、アロンから135代目のコーヘン氏に「お父さんの杖だったね」と境内を歩きながら話すとほほえみを浮かべられた。コーヘン氏もその夜、電話を会長にかけてこられ「感謝、感謝」と二泊三日の親交のお礼を言われた。

このイベントは、これからの日イ(イスラエルとユダ)の二つの杖の結合預言(エゼキエル37章)の成就と、イエスの来臨とを望む私たちの働きにとり、またとない成果であった。 簡単ですが、ご報告です。

なお、講演DVDなどは早急に作成いたしますので、どうぞお申し込みください。

写真

石上神社の国宝「七支刀」レプリカ

石上神社の国宝レプリカ