Jアラートが9月15日午前七時に鳴った。Jアラートとは、ジャパンJapanの頭文字Jと英語で警報を意味するアラートalertを結び付けた造語。日本上空を北朝鮮のミサイルが通過した今、これを執筆している▼ミサイルの場合、真剣に受けとめなければならないのだが、ほとんど人はまだ地震や津波の警告時の時のようにはいかないようだ。東南海地震、富士山噴火、東京直下型地震もいつ起きても不思議ではないという▼人災、天災が襲う国が日本という国の特徴かもしれない。それに対処する方法は、それぞれが住んでいる地域によって異とするだろうが、一つだけ共通する避難方法を体得しておかなければならないアラートがある。それは、いつやって来るかも知れない死とその後にやってくるさばきの時の避難方法であろう。もちろんこれはミサイル、核爆弾の場合も、地震、津波の場合にも死に至る引き金であるから共通していないとは言えない▼死はわかる。万人にやがて来る。例外はない。でもさばきとなると?マークがつく。クエッションマークをつけたい願望が隠れているのかも。さて、神の前に立つ時どうするのだろう。真剣なアラートが鳴っているのは今かも。

著者紹介

畠田 秀生
畠田 秀生
聖書と日本フォーラム会長。聖書日本キリスト教会・登茂山の家の教会牧師。三重県志摩市在住。