約6600万年前の恐竜絶滅、メキシコ湾のユカタン半島に直径⒑㌔の巨大隕石が衝突したのが有力な説だそうだ。約1100万年前、小笠原諸島・南鳥島沖の推進約5600㍍の海底に、巨大隕石が衝突したとみられる遺跡を発見。もう想像もできないほどの昔、約45億光年離れた星で「ガンマー線バースト」を観測したそうだ。重い星が一生の最後に起こす大規模爆発現象だ。宇宙はそんなに古いのか。

▼天と地の宇宙創造や、人は猿から進化したとの科学の主張をマスコミが無邪気に当たり前のように報道する。神の御手の働きの時間概念を物理的かつ霊的にとらえるいのちの永遠を知っての50数年は短い。永遠に比べると40億年でも短すぎる。その時間の長さの重さをいつか科学が知ることができる日が来るだろう。

▼その時、人は聖書の記事の確かさを知って、この宇宙はたった6000年だったことを知ることになる。現時点の科学的時間という魔術に惑わされている人は、その時にならないと、自分の一生の短さを嘆かない。無駄に過ごした時間に歯ぎしりしないために、今日を生きよう。40億年、〇〇万年の科学的時間の物差しは現代人を狂わせている。

著者紹介

畠田 秀生
畠田 秀生
聖書と日本フォーラム会長。聖書日本キリスト教会・登茂山の家の教会牧師。三重県志摩市在住。