10年以上、ため込んだデータが破損した。春の初めに蒔いた種が芽を出し花が咲き、実り始めた野菜の全部がその夜イノシシに襲われて全滅した。

▼コロナ禍が世界を襲って、日本の被害が他国に比べて少ないとはいえ、伝染病の恐ろしさはあなどれない。疫病は人類の歴史を変えている。地震も津波も火山噴火も、そして戦争も人を襲い人からすべてを奪い去る。

▼天国はある。目から涙をぬぐい去り、死もなく、悲しみも、叫び、苦しみもない。なぜ?以前のものが、もはや過ぎ去ったからである、と聖書は語る。まもなくイエスが再臨される。この地は新しい指導者の下で祭りごと(政)が行われる。世界は新たにされると預言された。「こうして彼らはそのつるぎを打ちかえて、すきとし、そのやりを打ちかえて、かまとし、国は国にむかって、つるぎをあげず、彼らはもはや戦いのことを学ばない。」「狼と子羊は共に草をはみ、獅子は牛のように、わらを食い、蛇は、ちりをその食べ物とし、わたしの聖なる山のどこにおいても、これらは害を加えず、そこなわない」と主は仰せられる

▼ノアの洪水前のごとく世は乱れ、地を見る神は、この古い世界を滅ぼされる。天に宝を積むために、心の目を研ぎ澄ませよ、と私に警告された。

著者紹介

畠田 秀生
畠田 秀生
聖書と日本フォーラム会長。聖書日本キリスト教会・登茂山の家の教会牧師。三重県志摩市在住。