国難である。東京、大阪はゴーストタウン。前代未聞。人、モノ、カネが止まった。米、スペイン、イタリヤ、フランス、ドイツなどの感染者数、死亡者数からすれば日本はけた外れに少ない。世界に不思議がられている。日本がウソをついていると言う人もいるくらいだ。

▼今こそ日本人は神を信じなければならない。人のことばを信じるときではない。デマ、フェイクニュースなど縦横無尽である。このときにTV、新聞、神を知らない知識人たち、無神論経世家も的外れを啓蒙する。混沌としている。

▼真理は語られねばならない。真理は人を自由にする。そのために祈るのである。できないことはない。日本人は祈る民だ。天皇は祈りの人である。苦しむ人を前にして人は無力なり。できることがみっつある。それは一に祈り、二に祈り、三に祈ることである。

▼真理とは?と尋ねる人よ。祈らないから真理が分からない。祈りをささげる対象を凝視しよう。そのお方は人、モノ、カネ、まして偶像ではない。崇拝する独裁者でもない。法皇でもない。

▼そのお方は神である。唯一無二である神である。からし種ほどの信仰があれば山をも動かすとキリストは言われた。祈れば真理が始まる。苦しむ人が立ち上がる。祈るときが今だ。祈る人となろう。

著者紹介

畠田 秀生
畠田 秀生
聖書と日本フォーラム会長。聖書日本キリスト教会・登茂山の家の教会牧師。三重県志摩市在住。