日本の探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから持ち帰った採取試料からアミノ酸を検出した。アミノ酸は複雑な構造をもつ有機物でタンパク質、生命に欠かせない材料だ。二十三類検出された。地球上には生命がある。その可能性が地球外にもあったとのことだ

▼ハヤブサ2が持ち帰る前に、隕石や惑星の破片の落下物からすでにタンパク質は検出されている。だから生命の種は地球外か地球上で混入したかわからない

▼私が住む隣にログハウスが建ったのは十二年前、敷地にログ(丸太)の材料が運ばれてきた。しばらくすると立派な建築物が姿を現わした。材料はノルウエーから運ばれてきたもので、実際に建てていた人たちはロシア人、エジプト人で日本人はいなかった

▼ログハウスは材料と組み建てる人がいなければ有り得ない。アミノ酸とタンパク質である材料はなぜ有って、どこから来たのか?生物にいのちがあるのはなぜか?四六億年という数字にだまされていないか

▼材料を組み立てて生物の存在と生きるものとなったいのち根源要因は聖書にあった。「見えるものが目に見えるものからできたのではない」(ヘブル書)とあった。

著者紹介

畠田 秀生
畠田 秀生
聖書と日本フォーラム会長。聖書日本キリスト教会・登茂山の家の教会牧師。三重県志摩市在住。