首相秘書官の荒井氏が2月3日、オフレコの取材でLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)や同性婚をめぐって「見るのも嫌だ。隣に住んでいたらやっぱり嫌だ」「同性婚なんか導入したら、国を捨てる人も出て来る」などと発言した
▼聖書は「オフレコ」ではなくオンレコである。「こういうわけで、神は彼らを恥ずべき情欲に引き渡されました。すなわち、女は自然の用を不自然なものに代え、同じように、男も、女の自然な用を捨てて男どうしで情欲に燃え、男が男と恥ずべきことを行うようになり、こうしてその誤りに対する当然の報いを自分の身に受けているのです。」(ローマ1:26,27)
▼私も正直に言う。隣にそんな人がいたら吐き気をもよおす。私はまさか引っ越しはしないが、一言ゆるされれば言いたい。神を信じて神さまの道理に合った心をもってほしい、と。
▼みな人は父母から生まれきた。その生を性と混同してはならない。神の愛と人の愛を混同してはならない。男と女は違う役目がある。同じ権利を有するが自分たちの世界だけでこの世は保たれていると考える人がいる。違う世界で生を考えない人がいるのは悲しい。内心の自由を行動に移すと罪になる。
著者紹介
- 聖書と日本フォーラム会長。聖書日本キリスト教会・登茂山の家の教会牧師。三重県志摩市在住。
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