四角い丸、甘くて辛い、熱くて冷たい、水のような油、自由であるが奴隷、これらは矛盾である。ヤコブはイエスの弟子ではなくイエスの弟のことばがある。兄が復活した後、初代教会の指導者になった。世襲制度に従ったのではない。同じ父と母から生まれたが、新生した人のことば「自由の律法」という真逆ことばを残した。みことばを行なう人になりなさい。完全な律法を一心に見つめよと。

▼律法を守り、行うなど誰もできない。全員失格だが、律法を行なう自由、守る自由があるという。これこそ人の理想の世界、いのちがほとばしる、自由の偉大さを味う人生である。

▼好き勝手な人生を送るのが自由でないことは哲学を学ばなくても、宗教家に聞かなくてもこれは周知、誰でもわかる。新生したパウロは告白した。「私には、自分のしていることがわかりません。私は自分がしたいと思うことをしているのではなく、自分が憎むことを行っている」

▼その人が自由を語った。「人に知られないようでも、よく知られ、死にそうでも、生きており、悲しんでいるようでも、いつも喜んでおり、貧しいようでも、多くの人を富ませ、何も持たないようでも、全てをもっている。」この矛盾の中に自由を見出す「完全な律法」がある。

著者紹介

畠田 秀生
畠田 秀生
聖書と日本フォーラム会長。聖書日本キリスト教会・登茂山の家の教会牧師。三重県志摩市在住。