ラビは女性が踊る場にいてはならないという教えを忠実に守った。沖縄での具志堅ファミリーの娘さんが踊っている間、席をはずしたラビ。沖縄の民族舞踊を見てもらいたかった。リハーサルした少女たちは本番の会場に入る前にラビに会って和やかに挨拶したが、自分たちの踊りを見てもらえない寂しさをどう神さまは見ておられるのだろうか▶籠神社で出されたお茶を飲まないラビに豊受大神は、マナの水であるぜよ、とおっしゃっておられるかも。一週間行動を共にし、同じホテルに泊まったが一度もテーブルを囲み食したことがなかった。この空白感(空腹感ではない)はいかに?▶人は使命を達成するときこそ満足するもの。民族も神の与えられた務めのために前進するときに、祝福を受けるもの。時間と場所を知恵して使うときに喜びがあふれるもの。失われた者を探して見つけ出し、神の願われるところに連れ戻す働きのために、命をかけていると話すラビたち。自らを律する生き方そのものが日常生活であるが、いのちと愛と思いやりの生き方は見ないし、見えない「マイ・ウエイ」ではないか。
著者紹介
![畠田 秀生](https://biblejapan.work/wp-content/uploads/2015/01/68a70111e6f7595d3596a006eca6d442-100x100.jpg)
- 聖書と日本フォーラム会長。聖書日本キリスト教会・登茂山の家の教会牧師。三重県志摩市在住。
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