9月22日国連で野田首相が「原子力安全首脳会合」で演説。演説力で首相になった?お方が、「原発輸出する、日本は原発安全性を世界最高水準にする」とノタマッタ。過去の失敗、原発安全神話崩壊の失敗を認めた演説はない。そのうえでの今回の世界に向けての演説は「野田(喉)元過ぎれば熱さ忘れる」だった▶福島原発事故後半年経った現在も、地元の人は家に帰れない。その渦中にある日本ボールをリーダーがまさに敵のゴールにサッカーボールを蹴り入れた。25日には上関町長選挙だった。原発推進町長がこの29年間選ばれていたが、まさかの判断を町民はした。ボールを入れるべきゴールを間違った▶神が造られた原子は絶対的に安全だが、人が原子を破壊した時に出るエネルギーは安定せず放射能を出し自然界を破壊し続ける。自然を尊ぶ心を失えばお米ひと粒も実らないことを知らないとは言わせない。恵みなくして人は生きられない。その恵みを忘れ人間の英知を信じて、高ぶるとは!日本の民は随神(かんながら)の心を忘れた。今一度我欲におぼれてお仕置きを食らわなければいいが…。
著者紹介
- 聖書と日本フォーラム会長。聖書日本キリスト教会・登茂山の家の教会牧師。三重県志摩市在住。
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