鷲のような生き物が「来なさい」というと、青ざめた馬が現れたと預言にある。その馬に乗っている者の名が死、その後にハデスがつき従った。地上の4分の1が死んだとある。まるで原発事故の福島だけでなく日本中を襲った出来事を表現したようだ。そのすごさが始まったと言えよう。ある友人がデホォルト(債務不履行)がやってくると言った。黒い馬が、人間のような顔をもっている生き物が「来なさい」と言うと現れたとある。小麦一枡一デナリ、現在の値でフランスパン現在約200円だが1万円だ。アメリカも日本も債権の乱発でドルも円も価値が下がる。その挙句金銭が紙切れになる日が突然やってくるという。そこで提案した仲間が近くにいる。「物々交換ワールド」。金銭に頼らない世界を作ろうというわけだ。近くに一反ほどの畑地で野菜をひとり耕すおばあさんがいる。きんこ、トマト、だいこん、ジャガイモ、ホウレンソウ等々。「この世はおかしいよ。地震、テロ、我欲の塊のような世は今に終わるよ。そのとき生き残るのは都会の連中ではなくて私よ」とのたまった。家内の作ったケーキが、時にキャベツ、なすび、さつまいもに化ける。

著者紹介

畠田 秀生
畠田 秀生
聖書と日本フォーラム会長。聖書日本キリスト教会・登茂山の家の教会牧師。三重県志摩市在住。